髭脱毛の照射後の正しいお手入れ方法と注意点

髭脱毛は男女共に人気がある施術です。髭のないツルツルした綺麗な肌は、相手に好印象を与えることができます。また、一度脱毛してしまえばお手入れの必要がなくなるため、長い目で見ると髭脱毛はメリットが多い施術と言えます。
ここでは、髭脱毛をする上で気になる照射後の正しいお手入れ方法と注意点をまとめてご紹介します。
髭脱毛後の肌はどんな状態になっているか
まず、脱毛後の肌がどうなっているか正しく把握しましょう。脱毛施術はレーザー照射が主な方法です。レーザーは毛のメラニン色素に反応するため、これを照射することで毛根を破壊し脱毛するという方法です。このレーザーは高温でピンポイントに毛根を破壊します。
個人差や肌状態にもよりますが、施術後は軽い火傷と同じような状態になっています。そのため、施術した後何もせずそのまま放置してしまったり、間違えたケア方法を行うと肌が荒れ、様々なトラブルを引き起こす原因になってしまいます。
特に髭は肌が薄い口周りですから外部からの刺激に弱く、肌トラブルが起こりやすい場所でもあります。髭脱毛をした後は正しいケアで肌を保護し、間違えたケア方法に気を付けましょう。
脱毛後は紫外線に気を付けよう
脱毛施術後は肌がいつもより敏感な状態となっています。
そのため、外部からの刺激には十分気を付ける必要がありますが、最も気を付けたいのが紫外線です。紫外線は目に見えませんが、確実に肌にダメージを与え、シミや皺といった肌トラブルを引き起こす原因となります。
髭脱毛後の敏感な肌に強い刺激の紫外線を当てると、炎症や腫れといった肌トラブルに繋がる可能性が高いです。また、長期間紫外線に当たっていると肌の奥でメラニン色素が作られ、シミができてしまいます。施術後の肌は特にシミができやすい状態ですから、紫外線トラブルには十分に注意するようにしましょう。
特に男性は女性と比べて紫外線対策をしていない方が多いため、脱毛後は意識して紫外線を浴びないようにしたり、日焼け止めクリームを使用するのがおすすめです。
飲酒は厳禁!
脱毛後の飲酒は厳禁です。アルコールを摂取すると血行が促進され、体が温まります。血行促進は体に良いというイメージがありますが、脱毛後の肌には厳禁と言えます。脱毛施術は肌の表面ではなく、奥にある毛根をレーザー照射で破壊して脱毛をするというものです。
そのため、体の内側から温めるアルコールの摂取は肌に対して大きな刺激となってしまいます。脱毛後、敏感な肌状態になっているときに刺激を与えると施術部分の肌の痛みや炎症、かゆみといった症状を引き起こしてしまうのです。
脱毛後は施術部分に刺激を与えるのは厳禁です。飲酒は肌状態が落ち着くまで我慢しましょう。
熱い湯船やサウナに入らない

脱毛後の肌を温める行為も厳禁です。先述のアルコール摂取も同様ですが、脱毛した肌は温めることで炎症などの肌トラブルを引き起こす可能性があります。普段は体に良い温めるという行為も、脱毛後の敏感な肌には厳禁な行為なのです。
特に熱い湯船やサウナに入るのは、肌に大きな刺激を与えます。体を温めるのに最適な方法ですが、脱毛施術後の肌には悪影響です。施術後、肌は軽い火傷状態になるものの、クリニックなどで行うアフターケアでは肌を冷やして火傷状態を落ち着かせてくれます。
しかし、熱いサウナや湯船に入ることで火傷状態がぶり返してしまい、肌トラブルの原因となってしまうのです。サウナや湯船以外にも、シャワーや暖房など肌を温めるものはなるべく避けるようにしましょう。
ケアは肌を冷やすことを中心に

脱毛後の正しいケアは肌を冷やすことです。先述の通り、脱毛後の肌は軽い火傷状態になっています。これを落ち着かせるには冷やすのが一番効果的です。施術後のアフターケアでもジェルなどで冷やしてくれますが、自宅に帰ってからもしっかり冷やして肌を落ち着かせましょう。
ただし、氷や保冷剤といった冷たいものを肌に直接当てるのはNGです。敏感な肌状態になっているところに強い刺激を与えると、脱毛後の肌トラブルに繋がります。特に口周りは皮膚が薄いので、刺激にはもともと弱い部分です。
ケアには十分気を付ける必要があります。氷や保冷材を使う場合は、コットンやタオルなどで包んでから肌に当てましょう。
脱毛後の髭剃りは慎重に
髭脱毛をした翌日、鏡を見ると脱毛部分が黒くなり、施術前より目立って見える場合があります。これは毛根を高温のレーザーで照射したことにより、残った髭が毛穴に詰まってしまい、黒く見えてしまうからです。そのため、翌日の髭剃りはいつもより力を入れて肌に押し当てるように行ってしまう方が多く居ます。
しかし、脱毛後の敏感な肌に強い力で髭剃りを行うと、炎症や強い痛みを伴う可能性が高いです。
また、毛穴に詰まった状態の髭は髭剃りで簡単に落とせるものではありません。時間が経てば自然と毛穴から落ちますので、焦らず抜けるのを待ちましょう。どうしても見た目が気になる場合は、マスクをして隠すなどの対策で乗り切ります。
脱毛部分以外の髭が気になる方は、脱毛した箇所は避けて慎重に髭剃りを行いましょう。
保湿ケアで肌を保護する
髭脱毛後の肌は外部刺激に弱い状態で乾燥しやすくなっています。そのため、化粧水や乳液で十分に保湿しましょう。保湿ケアは外部刺激から肌を守り、乾燥を防いでくれる重要なケアです。髭脱毛後はしっかりと保湿をすることで、施術後の肌状態を良好に保つことができます。
女性の場合は普段から保湿ケアをしているという方が多いですが、スキンケアに無頓着な男性も少なくありません。近年ではメンズ用のスキンケア用品も数多く販売されるようになっていますから、保湿効果のあるものを選んで使いましょう。
もしくは、クリニックやエステで販売されている保湿ケア用品を購入して使用するのもおすすめです。市販のものより高い効果が期待できます。
脱毛部分は清潔に保つ
脱毛部分を清潔に保つのも大切なケアです。施術後、肌の状態が気になってつい指で触ってしまう方も少なくありません。しかし、指先は日常様々なものに触れるため、見えない部分で雑菌が多く付着する箇所でもあります。
この指で敏感な状態の脱毛部分に触れると雑菌が繁殖し、炎症を始めとする肌トラブルを引き起こす原因となってしまいます。雑菌が毛穴の奥に入り込むとニキビや毛嚢炎などの酷い症状に繋がる可能性もあります。脱毛後は施術部分に無駄に触れないようにし、清潔に保つよう心がけましょう。
詳細「Haloss」https://haloss.jp/